こんちには、博士次郎です!
みなさん、「子どもには最高の教育を受けさせたいけど、何がいいか分からない」と悩んでいませんか?
多くの親御さんが悩む中、東京大学合格者が小学生時代に取り組んでいた習い事データが、注目を集めています。
博士次郎この記事は下記のような人におすすめ!
・小学生のうちにやると言い習い事を知りたい
・東大生が小学生時代に何を習っていたのか参考にしたい
・子供の将来の選択肢を出来るだけ広げたい
今回の記事では、東大生が小学生時代に習っていた習い事を紹介しています。
これを読めば、東大生が小学生時代に習ってい習い事はもちろん、なぜその習い事が学力の向上に繋がったのか科学的な知見の確認までできるようになります。
東大生がやっていた習い事を参考にして、お子さんの力を最大限に伸ばしていきましょう!
東大生が選んだ習い事ランキングTOP5
東京大学新聞社が2014年11月に、現役東大生・東大院生360人を対象とした調査¹によると、小学生時代に平均約3.5種類の習い事を経験していたことが判明しました。
その一つである進学塾・学習塾は、約65%の東大生が小学生時代に通っていた習い事に挙げていました。
では、塾以外の非学習系の習い事では、具体的にどんな習い事が多かったのでしょうか?
1)東大生の65%が習っていた習い事とは? – 東大新聞オンライン
1位:スイミング(65.0%)
東大生の約65%が小学生時代に水泳を習っていました。
これは一般小学生の水泳習い事率(約35%)と比較して、明らかに高い数値です。
東大入試の点数には直結しないように思われますが、全体の半数近い約47%の人が東大合格に「とても役に立った」「ある程度役に立った」と回答していました。
2位:楽器・音楽関連(52.8%)
次に回答が多かったのが楽器・音楽関連(ピアノなど)で約半数が音楽教育を受けていました。
東大合格への貢献度のアンケートでは、楽器・音楽関連が約2.5/4点を記録した。
これは、英会話教室の貢献度を約0.1点上回る興味深い結果になりました。
3位:書道(28.1%)
非学習系の習い事で3番目に位置したのは書道で、約28.1%の東大生が小学生時代に習っていました。
小学生時代の書道が東大合格への貢献したのかと言うアンケートでは、2.7/4点であり、英語教室や楽器・音楽関連の習い事よりも高い貢献度を記録しました。
入試では採点者にとって採点しやすい答案の方が、印象が良くなるとされており、読みやすい文字を書くことが必須であり、書道がきれいな文字を問う案で書くのに役立ったことが、高評価の理由の一つです。
4位:サッカー・フットサル(23.3%)
チームスポーツとしては最も人気が高く、約4人に1人が経験していました。
東大合格への貢献度としては、水泳に続いて約2.35/4点でした。
5位:武道(18.0%)
空手、柔道、剣道などの武道も約18.0%を占め、上位にランクインしました。
武道では、型の練習や技の稽古を通して、集中力と精神力が自然と養うことが出来ます。
また、「最後まで諦めない」「苦しくても踏ん張る」という経験が、学業面でも有利に働くようです。
東大合格への貢献度としては、武道は意外にも英会話と同じ2.4/4点でした。
なぜ東大生はスイミングを選んだのか?科学的効果


現役東大生の半数以上が小学生時代に水泳を習っていました。
では、なぜこれほどまでに水泳を習っていた東大生が多いいのか、その理由を科学的に解説していきます。
身体活動と認知能力・学力の関係
身体活動と認知能力の関係
認知機能は、記憶や思考、理解、判断などの脳の“知的な機能”のことです。
神戸大学と玉川大学の研究チーム²は、幼少期の運動経験が後年の認知機能の維持・向上に関与する脳内ネットワークと皮質構造の変化を解明しました。
この研究では、思春期以降の運動経験と認知機能の間に関係は認めらず、児童期(12歳まで)の運動経験のみが、成人後の認知機能の高さと関連し、特に脳内ネットワークの最適化が促されました。
つまり、幼少期に運動をするほど、将来的に脳の知的機能が発達してより賢くなると言う事です。
2)幼少期の運動経験が後年の認知機能を維持・増進させる – 松田哲也教授、石原暢助教授
身体活動と学力の関係
東京大学の研究³によると、自発的な運動が自閉症モデルマウスの海馬におけるシナプス密度の増加を抑制し、正常化することを発見しました。
また、筑波大学の征矢英昭教授らの研究⁴では、幼少期の運動が海馬の発達に影響を与える事が分かっています。
海馬
記憶や空間認知に関わる脳部位であり、特に算数・数学的思考との関連が強いとされています。
2024年の『中国康复理论与实践』に掲載されたシステマティックレビュー⁵では、子どもの身体活動は認知能力や学業成績、さらには心理的・行動的健康に多面的な良い影響を及ぼす可能性があることが示唆されています。



子どもの時から運動するほど学力にも精神にも良い事が分かっています
3)運動が自閉症様行動とシナプス変性を改善する – 東京大学薬学系研究科・薬品作用学教室
4)Soya Laboratory
5)中国康复理论与实践
空間認知能力の向上
空間認知能力とは
空間認知能力とは、三次元空間において物体の形状や大きさ、位置関係を正確に把握し、理解する能力です。
この能力は、日常生活や学習、スポーツなど多岐にわたる場面で重要とされています。
水泳と空間認知能力の関係
水泳中、子どもたちは水の浮力や抵抗を感じながら、身体を前後左右、上下に動かします。
このような三次元的な動きは、陸上では得られない独特の感覚を伴い、自己の身体位置や動きを把握する力を養います。
この経験が、空間認知能力の向上につながると考えられています。
学習への影響
空間認知能力の向上は、特に以下の学習分野で良い影響を及ぼすとされています。
- 算数の図形問題:
図形の形状や位置関係を理解しやすくなり、立体的な思考が求められる問題への対応力が向上 - 地図の理解:
地図上の情報を立体的に把握し、実際の地形や位置関係をイメージしやすくなります
ピアノが脳に与える驚きの影響とは
ピアノを含む音楽教育が第2位にランクインした背景には、脳の発達に関する科学的根拠があります。
論理的思考や記憶力の向上
ピアノの演奏は、脳の特定の領域を刺激し、認知機能の向上に寄与することが、複数の研究で示されています。
前頭前野の活性化と論理的思考・記憶力の向上


前頭前野は、計画、判断、問題解決、意思決定などの高次認知機能を司る脳の領域です。
ピアノを演奏する際、音楽の読み取り、手の運動、リズムの保持など、多様な認知・運動機能が働きます。
これらの複雑なプロセスは、前頭前野を活性化し、その機能を強化すると考えられています。
この前頭前野が活性化することにより、論理的思考力や記憶力が向上します。
これにより、学業成績や日常生活での意思決定能力が改善されていきます。
(参考文献)
・楽器演奏の習得の脳科学的効用~音楽経験により特定の脳活動が活発化~ – 酒井 邦嘉、早野 龍五
・今こそ音楽を!第3章:脳科学的観点から – 菅野恵理子、澤口俊之
脳梁の構造的変化と認知機能の強化
脳梁は、左右の脳半球を連絡する神経線維の束であり、両半球間の情報伝達を担っています。
ピアノの演奏経験がある場合、脳梁の断面積が増加することが示されています。
これは、両半球間の連携強化を示唆しており、情報処理速度や統合能力の向上に寄与します。
つまり、ピアノを演奏することで脳梁の強化がされ、視覚・聴覚情報の統合、手先の器用さ、空間認識能力など、多岐にわたる認知機能が向上します。
特に楽器演奏を学んでいる人は、言語能力が向上し、演奏家の中には多言語を流ちょうに話せる人も多いです。
(参考文献)
・今こそ音楽を!第3章:脳科学的観点から – 菅野恵理子、澤口俊之
・音楽する脳 – 藤波努
感受性や創造性の向上
感情認識と共感性の向上
音楽は、喜び、悲しみ、怒りなどの感情を表現する強力な手段で、他者の感情や意図を理解する能力が高まります。
音楽活動、特に合唱やアンサンブル演奏は、他者との協調や同期を必要とし、共感性を高める効果があります。
身体的な動作の同調が、共感性や向社会的行動を促進することが報告されています。
さらに、音楽行動は、体内の生化学物質を調整することにより、共感性や利他性を促進してくれます。
(参考文献)
・共感性と音楽ーホルモンから読み解くー – 森下修次、福井一、岡本悠子、豊島久美子、小川容子
創造性の促進
音楽の学習や演奏は、既存の枠にとらわれない柔軟な思考を促します。
新しいメロディやハーモニーを生み出す過程で、脳の創造性に関わる領域が活性化されます。
これにより、創造的な問題解決能力やアイデア生成能力が向上します。
また、音楽のリズムやメロディは、聴衆が視覚的なイメージを形成し、創造的な連想を促進します。
これにより、音楽を通じて抽象的な概念や感情を具体的なイメージとして捉える能力が高まります。
東大生の親はどんな選択をしていた?
東大生が平均3.5種類もの習い事を経験していた事実は、単に「量」を追求したわけではありません。
そこには戦略的な組み合わせがありました。
バランス型能力開発の実践
多くの東大生の親は、子どもの多面的な能力を育むため、学習系、運動系、芸術系の習い事をバランスよく取り入れています。
例えば、佐藤亮子氏は、3男1女全員を東京大学理科三類に合格させた経験から、幼少期に公文式、スイミング、バイオリン、ピアノなどの習い事を取り入れ、子どもの基礎学力や体力、情操を育んだと述べています。
効果的な習い事の組み合わせパターン
- 学習系(英会話など)+ 運動系(スイミングなど)+ 芸術系(ピアノなど)
学習系: 公文式や幼児教室などで、基礎的な学力や学習習慣を早期に身につける
運動系: スイミングや体操などで、体力や健康を維持し、集中力や忍耐力を養う
芸術系: ピアノやバイオリンなどの楽器演奏を通じて、情操教育や集中力、創造性を高める - 集中力養成型+創造性開発型
将棋や囲碁と、絵画や作文教室など、異なる思考様式を育む組み合わせ
子どもの興味を尊重した長期継続
東大生の親の半数以上が「子どもの興味・関心を最優先」と回答。
強制ではなく、子どもが主体的に取り組める環境づくりを重視していました。
「娘には好きなことを続けさせたかった。6歳でピアノに興味を持ち、中学までの7年間継続。その間、スイミングと英会話も平行して行いました。無理強いはせず、『続けたい』という気持ちを大切にしました」(東大理学部合格者の母親・47歳)



子どもの習い事が続かなくて並んでいる方は以下の記事がおすすめ!


最適な習い事の選び方5つのポイント


東大生の習い事データから見えてきた、子どもの可能性を最大化する習い事選びの5つのポイントをご紹介します。
1. 子どもの気質と習い事の相性を見極める
ベネッセの調査によると、半年未満で習い事をやめた時、「子どもと習い事の相性が合わないから」と言う理由が約4割を占めていました。
子どもと習い事の相性は、子どもが習い事を続ける上で最も重要な要素の一つです。
子どもの気質と習い事の相性を、普段の生活なのかで見極めていきましょう。
- 活発で体を動かすのが好き :スイミング、サッカー、体操
- 集中力があり細かい作業が得意 :ピアノ、そろばん、プログラミング
- 人とのコミュニケーションを楽しむ:英会話、演劇、合唱
- じっくり考えるのが好き :将棋、囲碁、科学実験
2. 継続できる環境・条件を整える
習い事の場所や距離が理由で習い事をやめる場合も多くあります。
このように、子どもと習い事の相性だけではなく、続けやすい環境であるかどうかも重要な要素です。
- 地理的アクセス :自宅から15分以内が理想的
- 経済的負担 :家計の5%以内が持続可能な目安
- 親の関与度 :送迎や練習のサポートを無理なく続けられるか
地理的アクセス:自宅から15分以内が理想的
習い事の場所が自宅から近いほど、通う負担が軽減され、継続しやすくなります。
具体的な距離や時間に関するデータはありませんが、一般的に自宅から15分以内での習い事は、子ども自身の通いやすさや親の送迎負担の軽減につながります。
経済的負担:家計の5%以内が持続可能な目安
習い事にかかる費用が家計に与える影響は、継続性に直結します。
具体的な割合に関する公的なデータはありませんが、経済的負担を鑑みると、習い事の費用は、家計の5%以内に収まるのが目安としていいでしょう。
親の関与度:送迎や練習のサポートを無理なく続けられるか
親のサポートは、子どもの習い事の継続において重要な役割を果たします。
特に共働き世帯が増加する中、親による送迎が困難な状況が課題とされています。
このような背景から、地域によっては住民同士が協力して送迎を行うサービスが導入されています。
>>国土交通白書2024 第1節国土交通分野の現状と方向性 ■2 子ども・子育て等にやさしい社会に向けた取組み
3. 複数習い事のスケジューリング戦略
文部科学省の「令和3年度子供の学習費調査」によれば、小学4年生までは「その他の学校外活動費」(学校外の体験活動への支出額)が「補助学習費」(学校外の学習活動への支出額)より多い傾向があります。
学習系と体験系の活動が1週間の中でバランスよく行われている事が分かります。
- 月水金 :頭を使う習い事(学習系)
- 火木 :身体を動かす習い事(運動系)
- 土 :創造性を育む習い事(芸術系)
ただ、まだ小学生の段階で過度に詰め込みすぎるのは、逆効果になる可能性があります。
まず初めは、子どもが興味を持っている習い事だけから習い始めましょう。
その後、子どもの体力や意欲に余裕がある場合には、習い事を1つ追加してみてもいいかもしれません。
4. 年齢に応じた習い事の選択
子どもの発達段階に応じた習い事の選択は、心身の健全な成長を促す上で非常に重要です。
ここでは、年齢に応じた習い事を紹介していきます。
- 4〜6歳 :運動系・芸術系の基礎づくり期
- 7〜9歳 :学習要素を加える時期
- 10〜12歳 :専門性と主体性を重視
4〜6歳:運動系・芸術系の基礎づくり期
この時期の子どもは、基本的な運動能力や感性を育むことが重要です。
慶應義塾大学の研究⁶によれば、幼児期は基本的動作の獲得を主眼としたスポーツ指導が推奨されています。
具体的な習い事としては、スイミングやリトミックなどが挙げられます。
これらの活動は、全身の協調性やリズム感を養うのに適しています。
6)子供の成長発達段階を考えたスポーツ指導 – 徳村光昭
7〜9歳:学習要素を加える時期
学童期に入ると、正しい動作の習得が重要視されます。
この時期には、英会話やそろばんなどの学習系の習い事を取り入れることで、認知能力の向上や集中力の強化が期待できます。
また、運動系の活動も継続することで、体力や運動能力も向上していきます。



小学1年生の脳に合わせた習い事を以下の記事で紹介しています!


10〜12歳:専門性と主体性を重視
この時期は、持久力や心肺機能の向上を主眼としたスポーツ指導が適しています。
子ども自身の興味や得意分野に基づいて、特定のスポーツや楽器演奏などの習い事を深めるがおすすめです。
これにより、専門的な技術の習得や自己肯定感の向上が期待できます。
5. 定期的な見直しと柔軟な対応
子どもの成長段階や興味の変化に応じて、習い事を見直すことは、子どものモチベーション維持や新しい才能や能力の発達に繋がるかもしれません。
- 半年ごとに子どもと対話する時間を設ける
- 「楽しさ」「成長実感」「将来の展望」について話し合う
- 子どもの意見を尊重しつつ、継続の価値も伝える
よくある質問
- 習い事は何歳から始めるべきですか?
-
国立成育医療研究センターの研究によると、運動系は4〜5歳、音楽系は5〜6歳、学習系は6〜7歳が発達段階に応じた最適な開始時期とされています。
ただし、個人差が大きいため、子どもの興味や発達状況を見極めることが最も重要です。
早すぎると挫折感を味わう可能性があり、むしろマイナスになることも。 - 経済的に複数の習い事は難しい場合、どう選べばよいですか?
-
文部科学省の調査によれば、「1つの質の高い習い事を継続する」方が「複数を中途半端に続ける」より効果的です。
予算に限りがある場合は、子どもの最も強い興味と適性に合った1つを選び、家庭で補完的な活動(例:英語なら無料アプリ、体育ならウォーキング)を組み合わせるアプローチが推奨されています。
- 塾や家庭教師も含めると時間がありません。優先順位は?
-
国立教育政策研究所の「子どもの学習と発達に関する追跡調査」(2021)によると、小学生の段階では「教科学習より非認知能力育成」が長期的な学力向上につながるとされています。
小学校低・中学年では習い事を優先し、高学年から徐々に学習比重を高めるバランス型が効果的という結果が出ています。
- 子どもが習い事を嫌がり始めたらどうすべき?
-
日本児童心理学会の研究では、子どもが習い事を嫌がる理由の67%が「達成感の不足」「仲間との関係性」「教え方との相性」の3つに集中しています。
単なる「飽き」と判断せず、具体的な原因を子どもと対話して特定し、3カ月程度の「続けてみる期間」を設けることが推奨されています。
それでも改善しない場合は、無理に継続せず別の選択肢を検討するのが賢明です。 - 東大生の習い事パターンは全ての子に当てはまりますか?
-
いいえ、必ずしもそうではありません。国立教育研究所の調査では、「習い事のパターンより、その中で培われる非認知能力(忍耐力、集中力、自己調整能力など)が重要」と結論づけています。
子どもの個性や家庭環境に合わせた独自の組み合わせが理想的です。東大生のデータはあくまで参考情報として捉えるべきでしょう。
まとめ
この記事では、「東大生が小学生時代にやっていた習い事」から「最適な習い事の選び方5つのポイント」まで解説しました。
最後にご紹介した内容をおさらいしましょう。
- スイミング(65.0%)
- 楽器・音楽関連(52.8%)
- 書道(28.1%)
- サッカー・フットサル(23.3%)
- 武道(18.0%)
- 子どもの気質と習い事の相性を見極める
- 継続できる環境・条件を整える
- 複数習い事のスケジューリング戦略
- 年齢に応じた習い事の選択
- 定期的な見直しと柔軟な対応
様々な習い事を紹介しましたが、一番大事なのは子どもが楽しんで学べることです。
そのためには、子どもと習い事や先生との相性を確認することが重要になります。
まずは、体験授業を受けに行って、実際の子どもの姿勢や反動を見て、習い事を決めましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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